今日は予定通りに、30分程で手帳の表紙抜型が完成しました。
その後も予定通りに長い幅広の直線型に取掛りました。これ何時もはもう一人の
職人が作る事多く、ちょっと手間取った感有ります。しかも、通常の仕様では無く
少しだけ指定が有りました。うっかり通常の数値でリニアスケールを送ってしまう
ところでした。ヒヤリしました。
先ずはクワエ部分の溝入れです。1.2㎜ずつ削って4回で4.8の深さまでです。
そして次は表面のミゾコマを掘ります。97.145の長さで7溝掘ります
そしてローレット(ギザ入れ)加工です。これは時間が掛かります。1時間以上
でしょうか、根気が要りますし送りを間違えないように慎重さが必要です。
これを間違えると大変です。一度バイスから外して補修後に目を合わせて
再スタートです。手書きの数値表とデジタルカウンターとの睨めっこです。
完成の全体像です。レベル出しは秘伝の方法で行います。フライス盤で加工
しただけでは、決して平面レベルは出ません。
このミゾ入れでヒヤリしました。通常5㎜幅ですが、今回は10㎜幅仕様でした。
カウンターの送りをうっかりしてました。胸を撫で下ろしました。
幅は30㎜で長さは800㎜有ります。重量も可なり重いです。
無事に完成しましたが、残念ながら出荷には間に合いませんでした。ヤマト運輸の
集荷の受付時間が午後5時締切になり、この1時間はきついです。
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