職人を40年も遣っていますが、塩化ビニール溶着用高周波ウエルダー金型の
構造はそれほど変わっていません。ですが見た目は変わりなくとも、内容は可なり
変わっています。職人を始めた頃は機械力もそれほど無く、ラジアルボール盤を
ベースに改造した機械で精度出しでしたが、現在は工作機械(タレット形フライス盤)
で100分の3以上の高精度に成っています。工具もアナログからデジタルに老眼
の目には有難いの一言です。
ノギスもデジタルで100分の1まで表示しますし、ケガキ線を入れるハイトゲージも
デジタルに成りこれも100分の1まで調整できます。ハイトゲージは今回600㎜
まで計測、ケガキが出来るのを購入しました。最大の魅力は何処でも0.00に出来る
600㎜のアルミ板にセンターラインをケガキ、仮に上下50も100も250でも、どこで
もケガキを入れられます。ダイヤル一つで微調整、表示も大型液晶、計算機での
差し引き不用です。老眼鏡は掛けますが、ヘッドルーペは不用で楽々作業です。
一方、使い続けた刃物が手に入らなく成りました。リューターの超硬ロータリー刃
です。USAのアトラックス社製を長年に渡り使ってきましたが、そろそろ切れなく
なって来たので定番2本を求めました。ところが輸入元が代理店を止めたのか、
アトラックス社そのものが無いのかは不明です。残念と言うか可なり困ります。
一か八か、その輸入元だったところで、もう1社扱っているとの事でしたので取寄せ
てみました。まあ、とりあえずはOKでしょうか。で少しは安堵しましたが?
まあ次から次えと、これも寿命が来てしまいました。2005年製のヤマハPASの
バッテリーが満充電しても直ぐにゼロになってしまいます。PASに付いて来た
バッテリーは遠に寿命でリサイクルへ、今回のは2個目です。3個目は何とかOK
使えるのが何とかOKの1個では?で4個目購入に成りました。早々に充電して
試してみたところ勢いが違います。感だと3個目もそろそろ寿命が近しと思います。
バッテリーケースの色を視れば年月が分ります。ほとんど信金や近所への用足し
に走り回ります。PAS本体があとどのくらい壊れないで走れるのかです。
タイヤとチューブは前後新品に交換など、相当メンテナンスにお金を掛けて来ま
した。バッテリー1個の値段で一流メーカーの26インチ自転車1台買えてしまいます。