2019年8月21日水曜日

他社製を改良修理⇒全くどうやったらこんな物作れるのか、職人の恥じです。


昨日の状況にて、修理を開始しました。お預かりの金型を荷箱を開封して、状態の

確認をしました。先ずは定盤に置いてみました。(@_@)アハハ凸凹です。平らでは

有りません。そしてある程度の寸法計測しました(@_@)アハハ、5連では無く

5種類?です。幅がまちまちです。49.5も有れば50.5の物もあるです。

とにかくどんな工程で修理改造するかを確定しました。

 
持ち込まれた修理前の金型です。長さが250も有るのに、縦の骨が入っていません
 
依頼主によると、水平凸凹、骨が入っていないので天地が押せない。リピートの度に
 
ショット面に大量の敷紙を入れて、無理やりショットしていたそうです。
 
もう、幅のバラツキは諦めるしあらずです。そしてすべてを分解しました。
 


 
分解しましたが、何とも言いようがないほど酷いです。安かろう悪かろうです。
 

縦の骨入れと背を平らにするための板付の仮組立です。一個一個天の横骨の

位置がバラバラなので新規に入れる縦骨の長さ5種類の骨必要です。

ですから仮組立して確認後に、半田付けをして行かないと危険危険・・・・。

 
とにかく徹底的です。5ヶすべて高さバラバラです。整えないとレベル出し不能。
 
ある程度凸凹のショット面を平らにして、一度フライス盤に乗せ背中を平らに
 
する作業です。フライス盤で加工しても真っ平らには成りません。機械的に平ら
 
にして、後は職人の技です。背中面を熟練の技でレベル出しをして本日の
 
終業と成りました。


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