何でこうなっちゃうの?心得の無い名人が削っては行けません。傷を大きくするだけです。
全部分解してショット面レベルの出し直しです。ショット面に細工をしてなく、真っ
平らで有れば半田で埋めて一時的に凌げますが、この修理の金型は生地厚さに応じて
3段階に落としを入れていますから、一時凌ぎの対策は出来ません。
金型に改良の記録が書いてあります。その日時も書いてあります。この記録から保存の
図面を引っ張り出して、思い出すと共に工程を考えました。とにかくすべて分解です。
もちろん巻刃は新しく複製を作り交換です。ショット面はすべてフライス盤に乗せて
段差付けのやり直しです。どうも心得の無い名人の削ってしまった量は0.15㎜位の様
でした。ですからすべての段差の面を、記録に合せて各面を削る事に成ります。
間違えると大変ですから、元図から分かりやすく新たに書き出しました。
無事に間違える事無くショット面レベルの復活か出来ました。巻刃の複製も進めま
下が、もとに成る既存も複製でした。結果的に複製刃の複製を作ったわけです。
明日の早めに修復が完了できます。終業後はこちらの複製も作りました。
以前に竿尻を川ポチャしてしまい失ってしまいました。簡単に作ろうと思いましたが?
中々知恵が働かずです。面倒なのでビス又はボルトを買って来て加工して作ろうと
考えましたが、ねじの規格が分からず、JISМ12では細い⤵ウイットも太さ合わず⤵
太さとピッチを計ってみると大体Ф12.7のピッチ1.25でした。さてはユニファイと
検討付けて1本メルカリ、ホームセンタ等で買ってお試しと思いましたが、無い⤵
もう、あきらめて木の丸棒削って叩き込んでと思ってました。何ともう一人の職人が
タップとダイスを借りてきました。協力も得て作ってみました。大成功です。
4個分の下削りをしました。その内1個を適当に仕上げてみました。ピカピカに
仕上げても、結局は地面に接触する部分です。どうせ傷だらけに成るので適当にです。
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