その後は、やはり幅広の直線型ですが修理に挑みました。お預かりしてから半月ほど
経ちます。ぽっばらかしでは無く修理の対策を考えていました。どうも納品書記録を
探すと、2008年7月に先代が作った金型らしい事が判明。記録は1050㎜?修理依頼物は
1000㎜です。解けました~50㎜切断してある。確認できたので修理進行と成りまた。
修理の依頼はスパークだらけローレット面の修復です。確認にこだわる理由は一つです。
ローレット処理する面の素材が、真鍮平角棒で有る事です。もし他社製なら別素材の
可能性有です。粘りのある真鍮材は自社製ローレット装置では施せずです。先ずは
経年汚れを洗浄します。これをしないと修理不能です。傷も磨き平らにします。
既存のスパークの酷いローレットを削り落とします。傷の減り具合を見ながら少し
ずつです。できる限り0.5㎜でも高さを確保維持したいです。
そして深いスパークは入れ歯処理です。これも結構な難作業です。結構な重量です。
エンドミルで穴掘り~半田付けによる入れ歯、そしてノックピンで抜け防止です。
ぎりぎりまでエンドミルと不要部を削り落としてから、秘策にて段差を取ります。
仕上げとなります。性能的には新規に作った物と同じです。
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