修理に心は沈む。他人が数十年前に作りガタガタに成り持ち込まれた金型。
ガタガタの内容を把握するのに時間が掛かり、次いでどう復元を進めるか悩み
とにかく、道具もろくすっぼ無しに作られた金型、自動用と言うのに最大高さ数値が
0.5㎜も違う。数十年の歳月で汚れ酷く落とさなければ作業出来ずです。
とにかく指で擦っただけで指先が真っ黒になるほどです。先ずは洗浄しないと✖です
分解して薬品に付けてその後洗剤を付けてブラシで懸命に擦ります。汚れが手に
付かなければそれでOKです。ピカピカにするのが目的では有りません。
通常ベース面のすり合わせをするのですが、余りにも個々の高さが違うので
ベース面をエンドミルで削り落とし高さ合せ、そして秘伝の方法でレベル調整
その後に新しく再現した巻刃を取付けて、画像の様にフライス盤で刃高を決める
巻刃の再生も秘伝の方法で既存のねじ穴にピタリと合うようにです。そうしないと
本体が穴だらけ、それでなくてもこれを作った職人モドキさん間隔バラバラ気が
向いた所に好き勝手に穴だらけ(´;ω;`)ウッ…。何だかんだで、多分、数十年前の
新規に製作時より性能は格段に向上しているはずです。形も結構バラバラですが
これは修復不能なので諦めるしかない。そんなこんなで復元完了。
さあ!お得意さんは喜んでくれるのでしょうか。それとも遣り過ぎと言われてしまう
のか(´;ω;`)。これほどガタガタだと中途半端な修理は不可能。別にピカピカに
している気持ちは無し、激怒に手が汚れるのは作業出来ず。しかたなく薬品に
投入です。薬品も洗剤も手が大荒れに成るのでどちらにしても指先には堪える。
他社製なので、修理を引き受けない職人さんが普通なのかもですが?
ガタガタでどうしようもない物を高性能に変えるのも、腕の見せ所か・・(⌒∇⌒)
意外と評価は低いと嘆く職人のつぶやきでした。肩を落とす(´;ω;`)
野良猫も大変です。涼しく成ったり、暑く成ったり、今日は畳の上で長~く成って
ゴロリ、畳が冷たくて気持ちが良いのでしょうか。でも5分程度でまた外へ
出て行きます。飼い猫ではないのでずっと中にはいません。自由気ままです。
なかなか釣りに行けず、あさってこそはと思いますが、釣り物が定まらず。
せめて釣り道具をいじくり回す日々、バイクで行けば気楽なのですが50CCの
原チャリしか乗れずです。京葉道路の江戸川の橋を渡る事できずです。江戸川を
渡るには旧行徳橋か上流の市川橋か河口の国道357を渡るかです。どちらに
しても橋に出るまでに相当の距離有ります。都心の台場方面に出るにも
ゲートブリッジは50CC不可です。延々国道357を走るのみです。でも自宅から
では2ストロークの50CCなのでガソリンが心配です。道筋を考えないとガス欠を
食らいます。
職人としては、納期・製品精度・信用第一です。職人の働く会社は下記です。
良かったらどうぞ、いろいろ解りますので是非どうぞ。参考に成りますよ~
〒132-0022 東京都江戸川区大杉5-5-17
有限会社横島高周波金型工業
ホームぺーシも有ります 有限会社横島高周波金型工業へようこそ
アドレスはここです https://www.yokoshima-kousyuuha-kanagata.com/
裁断屋さんに 切る事の専門家が有るように、職人は高精度の塩ビ金型・オレフィン
金型を作る専門家です。PP板平織りを組立て溶着の超音波治具の専門家でも
あります。
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