2017年6月17日土曜日

Φ100の背高リング

東京江戸川区の塩ビ・オレフィンシート高周波加工の金型職人です                                
                
                                                     空気物もバッチリ。超音波治具も沢山作って

こんばんは、今日は午前中は現場の作業をし、午後からは伝票仕事でした。

何だかんだで、午後4時過ぎまで事務でした。その後は用足しです。

結局は午後8時頃まで、自分の時間無しでした。明日はハゼの状況を視に

葛西の公園まで行って見ようかと考え中です。雨の状況が心配ですが、直ぐ近くに

屋根付き駐車場、そして近くに車が置けるので降りだしたら即非難です。

デキハゼは小さいが、時にヒネが混じり強烈な引きが味わえます。近年ウロハゼ

も多いので、大物が掛かると強烈です。このウロハゼグロテスクですが、天麩羅は

美味です。地域によりクロハゼと呼ぶそうですが、12㌢位だと良く見ないとマハゼ

と混同する方居ます。ところが死ぬとだんだん黒くなってきます。

当家ではシタクチビルベロンチョとあだ名を付けています。頭が少し平らで

下の唇が少し出ている。これを覚えればすぐに区別がつきます。ウロコモ荒い

です。職人の子供の頃は居なかったような、温暖化でしょうか。


さて、午前中までの作業はこのリングを完成まででした。可なりの年魏の入った

三本ローラーで巻くと調整によってはこんな風に捻じれてしまいます。

でも、熟練の必殺技で捻じれ全く解消できます。先代からの秘伝の技です。


この通り捻じれ解消です。これを今度は隙間無く縮めて行きます。当然、接続は

ロー付です。慎重に作業しないと高熱で歪みます。後は真円に成る様に秘伝の

技で作業します。まさしくまん丸に可なり近い物に成ります。今回はこのリング

二つを重ねて70高にします。本来はパイプ材を旋盤加工しますが、素材の

購入には、最低1mは買わなくてはならずです。これを1個の注文に乗せたら

可なりの高額に成ってしまいます。ほぼ試作段階ですから、のちに増し型の

来る可能性も可なり薄いです。よってこの方法が一番の良作です。

この外側のリングは160角リングです。これも70高ですから、同等の仕組みです。

火曜日の全完成を目指します。

132-0022 東京都江戸川区大杉5-5-17

有限会社横島高周波金型工業


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