2020年6月2日火曜日

ポケット口割り型が連発


いやいや、昨日そして今日とポケット口切り型を連発で作りました。これ意外と厄介

です。穴抜きピンと直線のレベルのバランスが出しにくいです。

昨日の物はこれです。

 
直線型に穴ピン2個(2面取り)です。真鍮のアングルに確りした素材が有れば
 
良いのですが、直角は出ていないしねじれは有るで使い物に成らない。T形素材を
 
片側切落してL字で使用です。そして今日はこの形状の物です。
 


 
これは完全に中割直線に両側に穴ピンです。水平バランスを高精度で出すのが
 
なかなかです。とにかく如何なる金型も、絶対にライナー調整をして使用するような
 
金型は作らない方針です。ここが技術の見せ所でしょうか。実際には高周波ウエ
 
ルダー機の水平レベルや発進した時の高周波の流れで調整は必要に成る。
 
お得意さんの注文は忠実に守ります。こんな物作りました。
 


 
マジックテープ付の金型とは思いますが、片面ベタでもう片面をローレットの
 
リバーシブルで作って下さい。作り方まで画像と略図で示されました。指示に従い
 
作りましたが、作ってみてこれは別々に2個作った方が、結果的に金型代が安く
 
出来ると実感しました。接着幅が1.5㎜しか無く、そのままの板厚で角を繋いでも
 
絶対に半田に割れが生じてしまいます。ケバケバのマジックテープの足が有るので
 
バランス悪しです。まあ、指示された通りに作りましたからお得意様も納得行かれる
 
と思います。金銭では無くそう言ったところも大切ですから(⌒∇⌒)
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿