いろいろな金型を作る

細かい金型が続きました。意外と作りにくい物も有ります。

コーナーポケットの入り口切り型ですが、骨を斜めにカットしてくの字の板と接合

しなければ成らずです。よくクワエＴ形素材に直接ハンダ付けして作る方法も

多々見かけられますが、レベルがハッキリ言って出ません。塩化ビニール溶着用

高周波ウェルダー足踏機のホルダーに咥えた途端に捻じれます。木賃と骨を入れ

工作機械に掛けてレベル出し、巻刃も同様にベタ面から１００分台で精度出し

します。幾つかの種類を持ち合せれば大体のバインダー等の製品に転用できる

ので（生地厚が適応しないと不可）絶対に正確に作って置いた方が懸命と思います。

小さいポケット型も同様です。バインダー・ファイル等の内側などに付いている

ポケット。綺麗に接着していないと可なり目立ちます。一定の強さで接着して

いれば、すごく製品印象が違うと思います。バインダーを開いた途端にやっと

接着されているポケが一番初めに目に入っては台無しです。

このお話はあくまで本体の製品が上記のお話同様にレベルが出た精度有る

塩化ビニール溶着用高周波ウェルダー型で作られたとしての製品で有る事です。

 

昨年初めに作った。傘の折筋型ですが、近日その傘であるオレフィン製折り畳み傘

 

が発売に成ったようです。今日の朝に情報が入って来ました。先日この傘の事で

 

お得意さんが来社した際、試作品を拝見しましたが、流石に良くできていました。

 

骨はグラスファイバーで幕はポリオレフィン透明製です。思い出しましたが、幕の

 

金型も作りました。弓型で三角に裁断された生地を接いで行きます。

 

とにかく傘屋さんなので、塩化ビニール・ポリオレフィン溶着用高周波ウェルダーは

使用しますが、塩化ビニール・ポリオレフィン製品を販売するのではないので

何とも微妙な感じです。この傘屋さん、そんじょそこらの傘屋と違います。

詳しくはhttp://whiterose.jp/index.html　ここへどうぞです。

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　いろいろ解りますので是非どうぞ。参考に成りますよ～