2022年8月25日木曜日

素材を心配したもう一本の直線型。5㎜幅✕1000長ですが⇒無事に終了。ほぼ40年前の水門製作記録をPDF化

 予定通りにローレット処理を行いました。通常はV社仕様の№7を施しますが、元々が

№8なのでそれに従いました。見事にローレットが蘇りました。



続いては仕上げ作業には行かず、もう1本の修理に取り掛かりました。これはあきらかに

他社製です。何故か?ローレットがヤスリ切りです。見るからに揃っていません。

職人としては、幅が5㎜も有るので手切りはしたくありません。ですが、昨日も述べた

ように素材が心配です。他社製で分かりません。先ずは修理の基本の洗浄からです。

やはりスパーク深くて削り切れないので、入れ歯にて補修しました。



そして心配のローレット加工です。一か八か通常の深さにて切り込んでみました。


ゆっくり送りをすれば切れました。どうも真鍮カイサク材の様です。もしネバ材なら

2度入れをする覚悟でした。まあホッとしました。これも見事に蘇るどころか、

ローレット面は既存より立派に成ってしまった。素材さえ手に入れば新規の方が費用

掛からずの修理代です。しかし、現在では素材が入手不可能です。手に入るとすれば

問屋から切売り業者より取寄せて、その後に矯正業者に持ち込んでもらう事になる。

切売り業者だけだと、ねじれ、波うち、反りひどく、作業場では処置できません。

さて、立派なハラヒロカマキリを見つけました。でも、少し行動が変です。もしかして

ハリガネムシに蝕まれているのか?しばらくお尻を水に漬けてみましたが反応なしでした。

とうも寿命の様です。草木にとまらせても落下してしまいます。羽根は拡げたまま

閉じません。見つけたばかりは威嚇のような動作をしていました。



ほぼ40年前の株式会社田原製作所の水門製作記録をPDF化しました。やっとチョット

使えるようになったペーパースキャナーで50頁を取り込みました。パソコンで楽々に

スクロールできる😄です。


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