2022年8月3日水曜日

手間と気力の必要な修理依頼の型

 なんだなんだ、素早くの直ぐにだ! 昨日の午後に試作出しの為に1ケ型お渡し。何と

試作して製品を承認のために発送しました。返事待ちという事で、先に金型戻しますと

置いて行きました。上手く作れたかと尋ねるとバッチリ(⌒∇⌒)と返事をして帰りました。

続いて、難関修理の金型に着手しました。平成28年2月製作のキワドイ金型です。



この型は60㎜幅+ベーク材押え付きです。長さは510長✕ローレット#4(可なり細かい)です。

今回は洗浄とベーク取替えです。修理の条件として『レベルに関しては調整できない』

と伝えてありました。この金型は新規に作ってここまで何とか作り上げた記憶です。

多分、レベルが酷く狂っていたら、新規の方が安上がりと思います。

今回の修理は、以前に保有していたベーク棒10×15は既に在庫ゼロです。

今回の為にベーク棒を取寄せると、大変な手間と材料費に成ってしまいます。

在庫の板材を切って加工して素材を作るのが得策です。それでも修理代は高価に成ります。

ベーク材を切削加工は大変です。割れ、剥がれ、曲がり、そして刃物がすぐに駄目になる。

真鍮削っている方が気を使いません。厄介な素材なんです。




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