厄介な修理、ノークレームでのお引き受けです。

 今日は生暖かい南風で、気温が上がり気持ち悪い日でした。11月はこう言う日が有る。

カレイのボート釣りに行ったらポカポカで風無し、ボートに揺られ居眠りした覚えが

有ります。でも、これ危ない話です。浦賀水道付近でボートの上で寝てはいけません。

気象の急激な変化や、大型船が通過する波でマジ危ないです。

さて、今日の作業は手帳透明カバーの、試作出し用分金型でした。数型で1つの製品を成し

ます。その内の本体型2点を仕上げました。

もちろんですが、本生産の面付けの際には利用します。一切無駄には致しません。

とりあえず、ここで中断です。全型仕上げてのお渡しは月末です。

次の作業は幅広直線型の修理です。数年前に作ったのですが、マジ厄介な金型です。

先ずはこびりついた酷い汚れをマジックリン、換気扇クリーナー、油落としスプレー

回転ワイヤーブラシ、真鍮ブラシで懸命に落としました。何とか1時間掛けて奇麗に

しました。そして熱と劣化で反りや縮みの生じたベークライトの交換をしました。

とにかくベースは現状維持ですから、妥協も有りでのお引き受けです。

ベースからすべての調整に成ると一度ローレットを削り落しになってしまいます。

この金型のローレットは強烈に細かく、可なり厄介・・・もしかしたら新規に作った方が

らくらく費用も安く済むかです。