2017年5月10日水曜日

仕事が動き出す~忘れられない思い

東京江戸川区の塩ビ・オレフィンシート高周波加工の金型職人です                                
                
                                                     空気物もバッチリ。超音波治具も沢山作って


こんばんは、今日は一日降ったり止んだりでした。気温も上がらずでしたが、

湿度が高くさわやかでは有りませんでした。

仕事を再開して今日で3日目に成りますが、一昨日と昨日は全く動きは有りま

んでした。今日は問合せ、注文等動きが出てきました。休み前に頂いた仕事も有る

ので、日程の問合せも有りました。その中で今日はこんな修理もしました。


可なり前だと思いますが、修理に戻ってきました。巻刃はガタガタ、スパーク

の煤でしょうか?真っ黒です。スパークを加工先で埋めた後が有りますが

返って悪化させたような・・・・・救われるのは金型事体は破損していませんでした。

真っ先に分解をして薬品の洗いに掛けます。このままの煤だらけでは作業

不可能です。


綺麗に成った所で、ベース面を点検の上ショット面の切削修正に0.1㎜

削り落としてレベル出しです。自力修理?のところがやはり無理にヤスリで

ゴリゴリしたのでしょう。徐々に刃物を下げて行きましたが結果的に0.1でした。

レベル出し後は新しい巻刃部分を再現して取付け、再度刃高を設定して切削

レベル出しです。


バッチリ、製作時の性能に復元です。明日、お引取りにてお渡しです。

ベースさえ精度良く、しっかり作って置けば、破損しない限り復元できます。

7日の日釣りの状況を視に行ったのに、水門を観るとどうしても行ってしまう。

経った3年しか勤務が無いのに、そして退社して35年も経つのに、

始めて務めた仕事はやはり忘れられないのでしょうか。余りにも特殊な仕事

ですから、試験運転とはいえ操作盤のスイッチを押して開閉させた経験は

絶対に忘れられません。




ところでこの水門はローラーゲート、日本鋼管製と期して有りました。

プレートが2つ有り、

鋳物製には昭和50年と有り現代風のプレートには平成10年と期して有ります。

巻上機でも交換したのでしょうか?新旧プレートで開閉速度の表示が違います。

残念ながら㈱田原製作所では有りませんでした。門扉の作りを診ると

製作会社の個性が有るように感じます。

132-0022 東京都江戸川区大杉5-5-17

有限会社横島高周波金型工業


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