今日から3日間+が家の事情により急遽臨時休業に成りました。避けては
通れない、そして延期も出来ないです。コロナウイルス感染に細心の注意を
払っています。
午前中は少し時間が有ったので、休業と言えども一歩前進の作業をしました。
職人が作った金型では有りません。修理に持ち込まれましたが、修理には知恵が
必要です。と言うのもT形(クワエ)材に直接半田付けされての構造です。
これに成ると水平レベルを出すのが難しく成る。フライス盤での高精度の数値が
出ません。塩ビフィルムも0.1×2枚です。常識的には手仕上げで良い製品が
出来るとは思えません。修理に持ち込まれた金型を眺めて計測しました。
どうも一度、完全に分解すれば完璧修理が出来そうなので、ひらめきと共に作業を
開始しました。画像の通りバラバラです。持ち込まれた時は半田付けがすべて破損
状態でした。こう成ると半田材が酸化してしまい、再度半田付け処理が不可能です。
徹底的に磨き、フライス盤にて高精度に修理できるよう別ベースに弓を取付けです。
半田付け後にベース面のレベル出しです。それが終わるとフライス盤に取付け
ショット面のレベル出しです。既存の巻刃材はスパークだらけですから取替え処理
です。クワエ材も新しいのに取替えです。休み明けには修理完了を目指します。
元の弓の曲線を再現しなければならないので、分解前に図面を獲りました。
そして納品に時間が掛かっても良いのでと新規(増し型)も依頼されていますので、
この図面が活かされます。多分5月移行に成ると思います。
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