2017年2月14日火曜日

コピーの縮尺拡大機能を駆使して支給図面から変倍で図面を作る

東京江戸川区の塩ビ・オレフィンシート高周波加工の金型職人です 
                              
                 空気物もバッチリ。超音波治具も沢山作って


こんばんは、今日も懸命に上下型の作業をしましたが、なかなか進まずでした。

慎重に骨入れ組立をしないと上の型と下の型がピッタリ遭いません。

しかも正方形ではなく変形しています。


170×500位有ります。曲げ作業も慎重に図面にピッタリに曲げ作業は得意技

ですから、苦にはなりません。板も4㎜厚です。上の型は高さ25㎜(板幅)あり、

大型の曲げ機で作業すれば力と手加減のバランスです。

下の型が問題で高さ15㎜しかなく、簡単そうで上の型より難しいです。

図面も縮尺されたプリント図面がお得意さんからお預かりして、それをコピーで

寸法変倍で1分の1にします。これも簡単には行かず、長年の勘とコピーの技の

操作から寸法に持って行きます。ですから絶対に使い慣れたリコーから他社に

乗り換えません。35年以上リコーのみです。※リコーの回し者では有りません

ハハハ!。線は太く成ってしまいますがそこも長年の経験で曲げ作業です。

もちろん図面を書く能力は有ります。機械製図も得意技(CADではありませんハハ)

700Rとかに成るとコンパス有りません。200位の長さならR定規セットが

有りますが、細かい端数の定規は無いです。どうしても書かなければ成らない

時は書きます。

今日は不思議なものでほとんど電話成りませんでした。見積もりのファックス

も無しでした。作業が進まずなのに、注文は増えて行くの毎日です。

高周波ばかりで無く超音波治具もここの処多いです。電極も本数の有る物の

作業が控えています。どうにか2月末まで乗り切らねばなりません。


ビス止めの寸法だしはすべて工作機械のリニアスケールで位置出しです。

ケガキ線からポンチ打ちそしてボール盤穴あけ・・これを遣ったら反り捻じれ

歪み発生。絶対に行いません。センター出しから穴あけ作業までフライス盤

その後のねじ切もタッピングボール盤です。これを遣れば部材をすべてビス止め

しても狂いは出ません。その後に半田付けです。熱を加えてもほぼ狂わずです。

狂ったらローレットがオシャカに成ります。無事に納品と成りました。やれやれ。

132-0022 東京都江戸川区大杉5-5-17

有限会社横島高周波金型工業


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