2018年11月29日木曜日

修理のひらめき


修理は無事に完了し、今日の朝にお引取りに来社されました。



 
 
 
 
 
 
引き続き予定表の修理に取掛りました。これもまた超ガタガタです。
 
 
 
 
骨のすべての半田付け破損していました。こう成ると再度半田付けは不可能です。
 
それは半田が酸化して新しい半田を加えても弾いてしまい混じる事は有りません。
 
これにより骨を一度取り払って新しい物を施工するか?そうなると枠のみ利用で
 
ほとんど新規に成ってしまいます。ですので他の手間(費用の)の掛からない最善を
 
考えました。それは骨をすべて取り払って、もともと自動機用なのでアルミ板に
 
固定してしまう方法です。大昔に他社製を弊社でレベル出しをしてあるので、
 
平面度は持っている金型です。何の問題も起きません。
 
 
 
 
完成画像を残し忘れましたが、修理前の考えを纏めた時の部材確認です。
 
巻刃の潰れも有るので、それは部分的に修理してこの金型の修理完了です。
 
もともと予備なので、こんな形でなるべく費用を掛けずに最善を尽くすです。
 
これが出来るのも、平面レベル、金型の並行度、その他を弊社で整えてあるから
 
即座に移行を出来る事です。
 
この金型は実は昭和の時代に他社で作り、その後弊社にてすべてを修理して
 
使い続けている物。三十数年の時を経て今だ製品を作り続けています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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