2018年11月27日火曜日

他社製でも何でも治せる物は拘り無し


今日は幅10×長さ780×高さ50×ベタと幅10×長さ190×高さ50×ベタの2本を

作り北関東へ送りました。これは通常定番的に作る物なので問題なく完了です。

続いて、夕方より他社製の空気物の修理に取掛りました。先ずは洗浄からです。

可なりの年月が経っていますので、緑青やホコリ等で手で触れただけで手が黒く

汚れます。薬品を付けて緑青から丸ごと洗い落とします。

 
スパークも有るのでこれも修理します。とにかく他社製なので洗浄後は全てを
 
理解するために検査します。目に見えない半田付けの破損やアルミ板に付いて
 
いた面の平面度です。後は金型そのものの裏面とショット面の並行度です。
 
その辺を理解したうえで、修理手順を決めて行きます。持ち込まれた時は
 
アルミ板と金型の間に可なりの紙が挟んで有りました。これを視るとレベルは
 
出ていないの明らかです。定盤に乗せて診たところ両面とも歪んでいました。
 
ですので全面的に修理をしないと駄目の判断に成りました。
 
修理後は新品の光は有りませんが、性能的には新品以上です。決して絶縁紙
 
以外の物を挟む等の行為は必要ありません。(ウエルダー機の性能的な物は別)
 
 

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